光塩幼稚園では、2022年度より、今まで以上に、読書活動を進めています。
 「えほんのもり」には、約2000冊の絵本や図鑑があり、日常、幼稚園で生活している保育室とは異なったお部屋になっていて「ほんがいっぱい!」「もっともっとたくさんの絵本や図鑑を見ていたい!」と、子どもたちのお気に入りのお部屋になっています。
 「読書」は、言葉の広がり、想像(創造)する力、探究する力等、子どもの心を動かす魔法の力をもっています。そして、「えほんのもり」という読書環境を作ることは、子どもたちにとって、とても重要な役割をもっています。
 私たちは、人に何かを伝えるときには、「言葉」や「文字」等で伝えていきます。そのためには、言葉の豊かさや広がり、深まりがとても大切です。
 幼児期には、言葉を習得していく一番大切な時期と言われています。この時期に、「読書」を進めていくことは、より多くの言葉に出会い、想像(創造)し、先生やおともだちとかかわることにより、今まで見たことのない世界に誘います。この経験を繰り返すことにより、まわりの人たちに自分の気持ちを言葉で伝えていくことの喜びを感じたり、伝え合うことにより自分が知らない言葉に出会ったりと、言葉で伝えることの大切さを気づき、言葉の広がり深まりを知らず知らずに学び、文字にも興味をもっていきます。
子どもたちが、言葉や文字に興味をもち、知らず知らずの間に広がり、深めていけるのが「えほんのもり」なのです。

幼稚園には珍しく司書がおります。
図書室の運営・担任へのアドバイスの他、読み聞かせ、お話会なども定期的に行っています。